HSK3級の必要語彙は約600語です。「600語も覚えられない」と身構える必要はありません。実は1・2級ですでに学んだ約450語(1級150語+2級300語)の土台があるため、3級で新しく覚える語彙は150語ほどに絞られます。
まず覚える順番を決める
新出150語をやみくもに頭から覚えるのではなく、品詞別に分けて攻略するのが効率的です。
1. 動詞(優先度:高)
3級の動詞は日常のやり取りで頻出するものが中心です。「打算(〜するつもりだ)」「觉得(〜と感じる)」「希望(希望する)」など、気持ちや予定を表す動詞は聴力・読解の両方で出題頻度が高いため最優先で覚えましょう。
2. 副詞・接続詞(優先度:高)
「虽然〜但是(〜だけれども)」「因为〜所以(〜だから)」といった接続表現は、読解の文章内容一致問題を解く鍵になります。単語単体ではなくセットで覚えるのがコツです。
3. 形容詞(優先度:中)
「方便(便利だ)」「热情(親切だ)」など、人や物の様子を表す形容詞です。反対語とセットで覚えると記憶に残りやすくなります(例:方便⇄不方便)。
4. 名詞(優先度:中)
生活場面の名詞(餐厅・图书馆・机场など)は、覚える量は多いですがイメージと結びつけやすい分野です。演習問題を解きながら文脈で覚えるのが効果的です。
覚え方のコツ
- 1日20語×3周のペースで計画する(1周で覚えようとしない)
- 例文ごと覚える。単語だけでなく「打算+動詞」のような使い方まで覚える
- 日本語の漢字の意味に引きずられる語に注意する(例:「地道」は日本語と意味が異なる)
- 演習問題を解きながら、出てきた単語をその都度確認する(演習問題一覧)
まとめ
HSK3級の600語は、実質的に「1・2級の450語+新出150語」という積み上げ構造です。新出語に集中すれば、思っているより早く覚えられます。勉強の全体の流れは「HSK3級の勉強法」もあわせてご覧ください。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。試験制度は変更される場合があるため、受験前に必ずHSK公式サイトで最新情報をご確認ください。